スクールプログラム:練馬区立旭丘中学校(2017年10月5日)

普段は美術館内での活動が主ですが、時には「出張授業」として、美術館スタッフがそれぞれの学校へ訪問することがあります。

今回は練馬区立旭丘中学校に訪問し、特別支援学級の1〜3年生と一緒に青写真のプログラムを行いました。

青写真は太陽の光で印画紙を感光させるため、お天気によって作品の出来がかなり変わってしまいます。

10月は夏に比べて日光も弱まり、また不安定なお天気の日が多いのでやや心配でしたが、当日はすっきり晴れてひと安心でした。

まずは、さまざまな素材を用いて印画紙の上にレイアウト。

毛糸やリボン、羽根、クリップといった身の回りにある素材を、思い思いの場所に工夫しながら配置していきます。

その後は、普段立ち入ることのないという屋上に出て、青空の下で露光作業。

印画紙の色が少しずつ変わっていく様子に、じっくり見入る生徒も見受けられました。

露光が完了したら、印画紙を水洗、オキシドールで漂白です。

鮮やかな青色が現れると、歓声が上がりました。

最後には、出来上がった作品を前に、みんなのこだわりポイントを発表。

それぞれの思いの詰まった作品が完成しました。

出張授業は、美術館だけではなく学校側の事前の準備も多く、先生も大変ではありますが、学校と美術館が連携して素敵な授業になりました。

 

スクールプログラム

練馬区立旭丘中学校(出張授業)

実施日:2017年10月5日(木)

参加者:特別支援学級 計14名

 


印画紙に材料を並べます

 


屋上で日光にあてて露光します

 

 

 


水洗し、オキシドールに浸すと、深みのあるブルーに変化。

個性溢れる作品ができあがりました。

 

 

 

8ミリ自家現像ワークショップ(2017年9月23日〜24日)

9月23日(土)、24日(日)の2日間をかけて、

「エクスパンデッド・シネマ再考」展の関連プログラム、「8ミリ自家現像ワークショップ」を開催しました。

このワークショップでは、8ミリフィルムで参加者が映像を撮影し、自分で現像、編集をおこない、映写できるまでを体験するワークショップです。

たくさんの申込みのなかから幸運にも参加が実現したのは、どなたも映像制作に関心が高く、わざわざこのために四国からいらした方や、たまたま海外からの一時帰国中の方まで、全国、様々な場所から集まった方々です。

講師は石川亮さんと郷田真理子さんのお二人。

講師によるレクチャーのあと、思い思いの映像を撮影。

1枚1枚絵を描いてコマ撮りしたり、別の参加者に出演してもらって撮影したりと、それぞれの個性が際立ちます。

2日目、いよいよ現像です。

ダークバッグのなかで手探りにフィルムを取り出して現像タンクに入れ、様々な薬品をタンクに入れて現像し、その後フィルムに光を当てて露光し、再び現像します。

編集作業では、使用したい部分をカットして繋げ、さらに、フィルムに傷をつけたり着色して効果を出す人も。

上映展示は一般公開し、当日展覧会を見るために来館したお客様にも楽しんでいただきました。

朝から夜まで盛りだくさんで、参加者の皆さんにとって初めての作業ばかりのワークショップでしたが、全員が無事に上映することができました。

 

「『エクスパンデッド・シネマ再考』展関連 8ミリ自家現像ワークショップ」

講 師:石川亮(東京国立近代美術館フィルムセンター技術員、映像作家)
    郷田真理子(フィルム技術者、株式会社IMAGICAウエスト)

日 時:2017年9月23日(土・祝)〜24日(日) 10:15〜19:00

参加者:一般大人 9名

 


講師の石川亮氏と郷田真理子氏

 


撮影中。

 


ダークバッグの中でフィルムを出します。

 


1回目の現像後、フィルムに光を当てて第2露光。

 


現像中の様子。

 


8ミリフィルムに映像が映っているのが確認できます。

 


編集作業。カットして貼り合わせます。

 


完成作の上映展示。

 

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 夏期(2017年9月3日)

TOPコレクションに関連して開催している「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」。

9月3日に「コミュニケーションと孤独」展に合わせて、夏期の回が開催されました。

今回は、春期展の時よりも大人数での開催となり、

アイメイトを連れた方や手話を話す方などさまざまな背景をもつ方々と、

そして介助者の方や手話通訳の方々も、一緒に展示室をめぐりました。

今回の展覧会は、コミュニケーションをテーマとしていますが、

このプログラムもコミュニケーションが一つの大きな特徴です。

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のスタッフの

見えない人の木下さんと見える人の鄭(てい)さんがナビゲーターのAチームと

見えない人の中川さんと見える人の林さんがナビゲートするBチームに分かれて、

チームの人々でコミュニケーションをとりながら鑑賞することによって、様々な深まりがみられました。

 

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 夏期」

スタッフ:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

実施日:2017年9月3日(日)

参加者:計11名

 

 

 

 


 

 

撮影:中島佑輔
撮影:中島佑輔

 

撮影:中島佑輔
撮影:中島佑輔

 

 

 

 

 

じっくり見たり、つくったりしよう! 夏期 2017年8月19日、20日

作品の鑑賞と作品づくりがセットになったプログラム「じっくり見たり、つくったりしよう!」。

今回は、「TOPコレクション コミュニケーションと孤独ー平成をスクロールする 夏期」展にあわせて開催しました。

当日、プログラム開始前にまずは親子で記念撮影。

プログラムが始まると、まずは「色とかたちと言葉のゲーム」で大人も子供も自由に思ったことを話し合いました。

その後、3Fの展示室に移動し、作品を鑑賞。

19日は大人も子供もみんな同じグループで鑑賞し、20日は大人のチームと子供のチームに分かれて鑑賞しました。

一見同じように見える北島敬三の作品の前で、違いを探したり、なぜこのような写真を撮影したのかを考えたり、津田隆志の50枚の写真から、一番気になる1点をさがしたり、思ったことを話しながらじっくり作品を鑑賞しました。

スタジオに戻って、作品づくりでは、親子の記念写真でモノクロ銀塩プリントを体験しました。

参加者が展示室にいる間に、当館スタッフが、親子で記念撮影した画像データからデジタルネガをつくっておきました。

それを使って、親子で力を合わせて暗室での現像作業をおこないました。

まずは段階露光をおこなって適正な秒数を決め、いよいよ本番です。

自分の写った写真となると、みんな知らず知らずに力がこもった様子でした。

次回は、「TOPコレクション シンクロニシティ」展に合わせて、10月と11月に開催します。

詳しくはこちら

http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2776.html

 

*   *   *

「じっくり見たり、つくったりしよう! 夏期」

日 時:2017年8月19日(土)、20日(日) 10:30〜13:00

参加者:小学生とその保護者10組

 

親子で写真撮影。
 

年齢に関係なく楽しめるゲーム。
 

親子で鑑賞。
 

子供だけで鑑賞。
 

初めて見るデジタルネガ。
 

初めて入る暗室での初めての現像体験。
 

写真が完成!
 

「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」 2017年7月28日

東京都写真美術館は、公益財団法人東京都歴史文化財団が管理運営する施設の一つです。

7月のおわりに、

東京都歴史文化財団が主催する「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」を実施しました。

これは、財団が管理運営する各文化施設の学校向けプログラムを体験してもらうというもの。

当館には、小、中、高等学校、特別支援学校などの先生方14名が参加しました。

最初に東京都写真美術館のスクールプログラムについて解説をしたあと、「フォトグラム作り」と展示室での「対話による作品鑑賞」を体験してもらいました。

自主的に参加することを希望されただけあって、どのプログラムにも熱心に取り組んでいらっしゃいました。

学校の児童・生徒のみなさんと来館してくれることを期待しています!

 

*当日の詳しい様子は、以下のサイトでもご覧いただけます。

 Tokyo Art Navigation イベント・レポート 

  前編: http://tokyoartnavi.jp/event_report/index049.php

  後編: http://tokyoartnavi.jp/event_report/index050.php

 

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「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」

日 時:2017年7月28日(金)13:30-17:00

会 場:東京都写真美術館

参加者:小・中・高等学校、特別支援学校等の教員 14人

主 催:公益財団法人 東京都歴史文化財団

後 援:東京都教育委員会

    一般財団法人東京私立中学高等学校協会

    東京私立初等学校協会

 

スクールプログラムについて説明

 

 フォトグラム作り

 

 色とかたちと言葉のゲーム

 

 展示室で対話による作品鑑賞の体験

夏休みの宿題、自由研究に!参加者募集中です。

作品鑑賞と写真作品制作の両方が楽しめるプログラム、

「じっくり見たり、つくったりしよう!」の参加者を募集中です。

TOPコレクション展を対話しながら鑑賞し、暗室でモノクロ写真をつくります。

今回制作するのは、「世界でたった一枚しかない写真」。

どんな写真なのかは、参加してみてのお楽しみです。

開催日は2日間。

Aコースは8月19日(土)、Bコースは8月20日(日)。

時間は各コースともに10:30-13:00。

小学生とその保護者、2人1組で申込みできます。

低学年のお子さんでも大丈夫。

詳しくはこちらから↓

http://topmuseum.jp/contents/workshop/details-2904.html

夏休みの親子の思い出に。夏休みの宿題に。美術館デビューにもどうぞ。

ご応募お待ちしております。

 

 

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スクールプログラム:港区立御田小学校(2017年7月7日)

港区立御田小学校では、学年ごとに様々な美術館に出掛けることが恒例となっています。

当館にも毎年4年生が来館してくれます。

学校から美術館までは、路線バス2台にクラスごとに分乗して移動します。

開館と同時に来館した子供達は、

お弁当持参なので、お昼前の前半とお昼後の後半の時間に、

クラスごとに対話による作品鑑賞で「TOPコレクション いま、ここにいる」展を見たり、

フォトグラム制作体験をしました。

ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞し、いくら時間があっても足りない様子の子供達。

先生が用意したワークシートに絵や文章をたくさん書いていました。

 


 


 


 


 

じっくり見たり、つくったりしよう!春期(2017年6月25日、7月2日)

「じっくり見たり、つくったりしよう!」は、作品の鑑賞と簡単な制作が両方体験できる親子向けのプログラムです。

日曜日の朝、集まったのは、小学生のこどもたちとお父さん、お母さんたち。

大人も子供も一緒にウォーミングアップのゲームをおこなってから、

3F展示室で「TOPコレクション いま、ここにいるー平成をスクロールする 春期」展を

大人チームと子供チームに分かれて話し合いながら鑑賞しました。

スタジオに戻った後は、暗室での簡単な現像を、親子それぞれが体験し、

素敵なモノクロ写真が完成しました。

 

このプログラムはTOPコレクション展の開催に合わせて、8月、11月にも開催予定です。

次回は、8月19日(土)、20日(日)に、「TOPコレクション コミュニケーションと孤独ー平成をスクロールする 夏期」展をじっくり見たりつくったりするプログラムをおこないます。

募集内容はこちらをご覧ください

 

「じっくり見たり、つくったりしよう! 春期」

実施日:2017年6月25日(日)、7月2日(日)

参加者:計18組(親子2人1組)

 


 

 


 


 


 


 

スクールプログラム:品川区立浅間台小学校(2017年6月27日)

昨年度リニューアル休館中に出前授業で訪問した、品川区立浅間台小学校のみなさんがスクールプログラムにきてくれました。

この日、来館してくれたのは、5年生と6年生。

フォトグラムの制作とTOPコレクション「いま、ここにいる」展を対話をしながら鑑賞しました。

フォトグラムでは各自が持参した材料を使って個性のある作品をつくりました。

鑑賞では、釣り人を捉えた作品をみながら、写真に写った瞬間のその後の展開を想像したりしました。


 


 

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」(2017年6月17日、24日開催

暗室でのモノクロ写真現像を体験する「モノクロ銀塩プリントワークショップ」を開催しました。このワークショップは18年ほど前から続いている定番のプログラムです。以前は参加者の皆さんにモノクロネガフィルムを持参していただくことが参加の条件でしたが、昨今ではモノクロあるいはカラーネガフィルム、デジタル画像での参加という風に多様化しています。デジタルカメラやスマホで最近撮った写真を焼く方、昔撮った古いネガを新たにプリントする方、スタイルは様々ですが、現像液に浸した時に、画像が浮かび上がってくる面白さ、ワクワク感はみんな共通。初めての方も久しぶりの方も暗室体験を満喫していただきました。

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」

実施日:2017年6月17日(土)、6月24日(土)

参加者:全4コース 計37

 

 

 

現像中。暗い光の下で、画像が浮かび上がってきます。

 

 

写真の明るさやコントラストを調整して、好みのプリントに仕上げていきます。