学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2018(2018年8月22日)

東京都写真美術館を管理運営する公益財団法人東京都歴史文化財団では、毎年夏休み時期に、都内の学校の教職員の方に教育普及事業を紹介する「ティーチャーズプログラム」を施設ごとに開催しています。

8月22日には、当館にてプログラムを行いました。

プログラムには、都内小中高等学校の図工・美術の先生を中心に、計21名が参加しました。

内容は、美術館概要の説明とスクールプログラムの紹介、フォトグラム制作と、対話型作品鑑賞です。

フォトグラムでは、印画紙や引き伸ばし機などの暗室用品に触るのも、暗室に入るのも初めてという方もいらっしゃいました。そして現像液の中に浸した印画紙から現れた画像を見て、先生方は驚いたり喜んだりしながらも、子供たちが体験したらどう反応するのかについて考えていました。

また、当館オリジナルゲームでは、このゲームによるアイスブレイク効果などを実際に体験しながら、子供たちの思考力や発言力を促す方法について考えました。

スクールプログラムは、美術館の資源を活用することによってこそ実現できる、子供たちに贈る芸術体験です。学校が美術館と連携することによって、子供たちにどのような芸術体験の機会をもたらすことができるか、「生きる力」を育てるために当館のプログラムはどのような効果があるのかについて、美術館と先生方とが、ともに考える時間となりました。

 

学校と文化施設をつなぐ ティーチャーズプログラム2018

実施日:2018822日(水)

参加者:都内小中高 学校教員 21

 

会場全景

 

対話型鑑賞の様子

スクールプログラム:狛江市立狛江第四中学校(2018年7月25日)

狛江市立狛江第四中学校の美術部の皆さんが来館し、フォトグラム制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

フォトグラムでは、各自が持参した素材や、当館にある様々な素材を並べて、二枚の作品を作りました。おはじきやビー玉を透明なコップに入れて印画紙の上に置き、諧調変化が豊かな作品ができました。初めて入った暗室で、暗いセーフライトの下、現像液に浸した印画紙に画像が浮かびあがると、生徒の皆さんはとても楽しそうでした。

また、当館オリジナルのゲームでは、「あつい」という言葉にぴったりだと思うかたちを選ぶと一つのグループの三人が同じカードを選んでいました。鑑賞では、皆さんの観察力がとても鋭く、木村伊兵衛の《浅草・花屋敷》を見たチームは、人物の服装や看板などを細かく観察していました。

猛暑の季節ですが、美術館で新たな体験をして、楽しい思い出ができました。

 

スクールプログラム

狛江市立狛江第四中学校

実施日:2018725日(水)

参加者:美術部 計13名

 

左: おはじきやビー玉をガラスコップに入れて作品を作る

右: 木村伊兵衛の作品を鑑賞する

スクールプログラム:品川区立浅間台小学校(2018年7月4日)

浅間台小学校の5年生と6年生の子供たちが来館してくれました。

学年ごとに分かれてコマ撮りアニメーション制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。コマ撮りアニメーションでは、子供たちが4つのグループに分かれて、グループ内で順番に撮影役とモチーフ役を担当します。当館が用意しておいた様々な素材を、発想力を生かして工夫をこらして並べて、四秒程度のアニメーションを作りました。

中でも、特に6年生のグループは、ハサミたちのバトルシーンを含んだ「くずれる」をテーマにした作品を作り、好評でした。また、鑑賞では、当館オリジナルのゲームでウォーミングアップをした後、いよいよ展示室へ。

みんなで気づいたことなどを話し合いました。

エスカレーターを撮した作品では、画面の中をすみずみまで観察し、そのエスカレーターの進行方法がいったいどちらなのか、対話はとても盛り上がって、いろいろと想像をふくらませました。

 

スクールプログラム

品川区立浅間台小学校

実施日:2018年7月4日(水)

参加者:5年生23名 6年生32名 計55名

 

左:コマ撮りアニメーションの作り方の説明

右:子供たちが抽選したキーワードによりコマ撮りアニメーションを作る

 

左:当館オリジナルゲームでウォーミングアップ

右: 「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞

 

左:スタッフが子供たちと一緒に作品を鑑賞。

右: 子供たちが作品を鑑賞しながら見つけたことや思ったことを発表。

 

スタッフが子供たちと一緒に作品を鑑賞。

スクールプログラム:港区立御田小学校(2018年6月1日)

御田小学校の4年生の子供たちが来館してくれました。開館からお昼をはさみ、午後までの約4時間ゆっくり滞在してくれるため、お弁当を持っての来館です。

クラスごとにフォトグラム制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

フォトグラムでは、各々が持ってきたさまざまな身の回りにある素材を、工夫をこらして並べて、暗室での本格的な写真の現像を体験しました。また、鑑賞では、当館オリジナルのゲームでウォーミングアップをした後、いよいよ展示室へ。みんなで気づいたことなどを話し合いました。クリスマスツリーのある部屋を写した作品では、展示作品をすみずみまで観察し、一体どんな人が暮らしているのか、家族構成はどんな感じなのかなど、いろいろと想像をふくらませました。

 

スクールプログラム

港区立御田小学校

実施日:2018年6月1日(金)

参加者:4年生 計63

 

 

 

 

 

 

スクールプログラム:練馬区立旭丘中学校(2017年10月5日)

普段は美術館内での活動が主ですが、時には「出張授業」として、美術館スタッフがそれぞれの学校へ訪問することがあります。

今回は練馬区立旭丘中学校に訪問し、特別支援学級の1〜3年生と一緒に青写真のプログラムを行いました。

青写真は太陽の光で印画紙を感光させるため、お天気によって作品の出来がかなり変わってしまいます。

10月は夏に比べて日光も弱まり、また不安定なお天気の日が多いのでやや心配でしたが、当日はすっきり晴れてひと安心でした。

まずは、さまざまな素材を用いて印画紙の上にレイアウト。

毛糸やリボン、羽根、クリップといった身の回りにある素材を、思い思いの場所に工夫しながら配置していきます。

その後は、普段立ち入ることのないという屋上に出て、青空の下で露光作業。

印画紙の色が少しずつ変わっていく様子に、じっくり見入る生徒も見受けられました。

露光が完了したら、印画紙を水洗、オキシドールで漂白です。

鮮やかな青色が現れると、歓声が上がりました。

最後には、出来上がった作品を前に、みんなのこだわりポイントを発表。

それぞれの思いの詰まった作品が完成しました。

出張授業は、美術館だけではなく学校側の事前の準備も多く、先生も大変ではありますが、学校と美術館が連携して素敵な授業になりました。

 

スクールプログラム

練馬区立旭丘中学校(出張授業)

実施日:2017年10月5日(木)

参加者:特別支援学級 計14名

 


印画紙に材料を並べます

 


屋上で日光にあてて露光します

 

 

 


水洗し、オキシドールに浸すと、深みのあるブルーに変化。

個性溢れる作品ができあがりました。

 

 

 

「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」 2017年7月28日

東京都写真美術館は、公益財団法人東京都歴史文化財団が管理運営する施設の一つです。

7月のおわりに、

東京都歴史文化財団が主催する「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」を実施しました。

これは、財団が管理運営する各文化施設の学校向けプログラムを体験してもらうというもの。

当館には、小、中、高等学校、特別支援学校などの先生方14名が参加しました。

最初に東京都写真美術館のスクールプログラムについて解説をしたあと、「フォトグラム作り」と展示室での「対話による作品鑑賞」を体験してもらいました。

自主的に参加することを希望されただけあって、どのプログラムにも熱心に取り組んでいらっしゃいました。

学校の児童・生徒のみなさんと来館してくれることを期待しています!

 

*当日の詳しい様子は、以下のサイトでもご覧いただけます。

 Tokyo Art Navigation イベント・レポート 

  前編: http://tokyoartnavi.jp/event_report/index049.php

  後編: http://tokyoartnavi.jp/event_report/index050.php

 

 *   *   *

 

「学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2017」

日 時:2017年7月28日(金)13:30-17:00

会 場:東京都写真美術館

参加者:小・中・高等学校、特別支援学校等の教員 14人

主 催:公益財団法人 東京都歴史文化財団

後 援:東京都教育委員会

    一般財団法人東京私立中学高等学校協会

    東京私立初等学校協会

 

スクールプログラムについて説明

 

 フォトグラム作り

 

 色とかたちと言葉のゲーム

 

 展示室で対話による作品鑑賞の体験

スクールプログラム:港区立御田小学校(2017年7月7日)

港区立御田小学校では、学年ごとに様々な美術館に出掛けることが恒例となっています。

当館にも毎年4年生が来館してくれます。

学校から美術館までは、路線バス2台にクラスごとに分乗して移動します。

開館と同時に来館した子供達は、

お弁当持参なので、お昼前の前半とお昼後の後半の時間に、

クラスごとに対話による作品鑑賞で「TOPコレクション いま、ここにいる」展を見たり、

フォトグラム制作体験をしました。

ひとつひとつの作品をじっくり鑑賞し、いくら時間があっても足りない様子の子供達。

先生が用意したワークシートに絵や文章をたくさん書いていました。

 


 


 


 


 

スクールプログラム:品川区立浅間台小学校(2017年6月27日)

昨年度リニューアル休館中に出前授業で訪問した、品川区立浅間台小学校のみなさんがスクールプログラムにきてくれました。

この日、来館してくれたのは、5年生と6年生。

フォトグラムの制作とTOPコレクション「いま、ここにいる」展を対話をしながら鑑賞しました。

フォトグラムでは各自が持参した材料を使って個性のある作品をつくりました。

鑑賞では、釣り人を捉えた作品をみながら、写真に写った瞬間のその後の展開を想像したりしました。


 


 

 

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