スクールプログラム:渋谷区立加計塚小学校3年生(2018年12月11日)

渋谷区立加計塚小学校の3年生の子供たちが来館し、クラスごとに二つのチームに分かれて、驚き盤の制作と「建築 × 写真 ここのみに在る光」展の対話型鑑賞を行いました。

ベッヒャー夫妻が撮った9枚の家の作品の鑑賞では、それぞれの家のデザインの特徴をよく観察していて、外壁のデザインが、LやTを逆さまにした形などのアルファベットに見えるという意見がありました。

また、各自が9点の作品の中から一番好きな家を選ぶと、煙突がある家が一番人気でした。外に階段がある家が面白そう、住みやすそうに見えるなど、様々な意見が交わされました。

 

スクールプログラム

渋谷区立加計塚小学校

実施日:2018年12月11日(火)

参加者:3年生 計40名

 

当館オリジナルゲームでウォーミングアップ。

 

ベッヒャー夫妻の作品を鑑賞する。

スクールプログラム:渋谷区立加計塚小学校4年生(2018年12月6日)

渋谷区立加計塚小学校の4年生の子供たちが来館し、クラスごとに二つのチームに分かれて、コマ撮りアニメーション制作と「建築 × 写真 ここのみに在る光」展の鑑賞を行いました。

この学校は毎年来館し、子供たちは複数の体験を通じて写真や映像への体験と理解を段々深めていきます。この日来館したのは4年生。昨年、3年生の時に初めて当館に来館して「驚き盤」を体験しました。

コマ撮りアニメーション制作では、二つのハサミをモチーフにして、ハサミ同士が戦っている様子を表したアニメーションや、プラスチックのモチーフが段々と集まってきて鬼の顔になるアニメーションなど、それぞれ想像力を生かして作品を作りました。

鑑賞では、アイスブレイクのゲームをしたあとで、展示室で作品を対話を交えながら鑑賞しました。ベッヒャー夫妻が撮った九枚の家の写真を鑑賞したときに、煙突があるということはこの家には暖炉があるのだと気づいた人がいました。他にも、窓の数や配置が違うことやデザインがおしゃれな家があることなど様々な角度から作品をよく観察して、気づいたことをいろいろと話してくれました。

 

スクールプログラム

渋谷区立加計塚小学校

実施日:2018年12月6日(木)

参加者:4年生 計63

 

「くずれる」をテーマにしてアニメーションを作る。

 

ベッヒャー夫妻の作品を鑑賞する。

 

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 冬期(2018年12月9日)

対話をしながら展覧会を巡り作品を鑑賞するプログラム「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」。

今回は「建築 × 写真 ここのみに在る光」展に合わせて開催しました。

赤ちゃんを連れた方や手話を話す方などさまざまな背景をもつ方々と一緒に展示室をめぐりました。

このプログラムでは参加者同士のコミュニケーションが一つの大きな特徴となっており、参加者それぞれが詳しく作品を観察して、気づきを持ち寄り、話し合うことで交流し作品の理解を深めようというものです。

自分一人の理解で作品について述べたり、他の人の話から作品について様々に想像したり、皆さんの自由な発想で素敵な見方がいっぱい広がりました。参加者全員でコミュニケーションをとりながら鑑賞することによって、様々な深まりがみられました。

 

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 冬期」

スタッフ:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

実施日:2018年12月9日(日)

参加者:計6名

 

原直久の作品を鑑賞する。

 

瀧本幹也の作品を鑑賞する。

 

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」(2018年11月24日開催)

暗室でのモノクロ写真現像を体験する「モノクロ銀塩プリントワークショップ」を開催しました。

この日のワークショップでは、動物好きな人が多く、ペットの写真をプリントした人が多くいました。

そして初めて暗室に入った人も多く、暗室作業により作られた写真が、プリンターで出力されたものよりも画像の階調の豊かさが違うこと、露光時間が一秒だけ違っても大きな変化があったという感想を話してくれました。

高校時代に写真部に所属していた方は、暗室経験はあるけれどこの日初めてコントラストフィルターを使ったそうで、フィルターの号数を二分の一あげるだけで写真のコントラストが大きく変わることが分かったと話していました。

このワークショップは、モノクロフィルムの方だけでなく、カラーネガフィルムをお持ちの方や、また普段はデジタルカメラで撮影するためデジタル画像しか持っていないという方でも、写真制作が体験できます。みなさんもぜひ一度ご参加ください。

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」

実施日:2018年11月24日(土)

参加者:全2コース 計22名

暗室機材の操作方法の説明。

 

参加者が理想とするプリントになるように、スタッフがアドバイス。

中野区図工研究会(教員研修) (2018年11月14日)

中野区の小学校の図画工作の先生方の研修を行い、当館のスクールプログラムの体験として、フォトグラムと対話型作品鑑賞を体験しました。

まずは、対話型作品鑑賞のウオーミングアップとして当館オリジナルゲームを体験。

ボランティアスタッフが提示した言葉カードに最もぴったりくる色と形のカードを一人一人が選びましたが、別々のグループで活動していた二人の先生が違う言葉カードに対応するものとして形も色も全く同じカードを選びました。

一人の先生は「ドキドキする」にぴったりくるとして選び、色と形が心臓のドキドキにイメージが近いからだと話していました。

別の先生は「イライラする」にぴったりくるものとして選び、怒っている気持ちを表しているように見えるからだと話していました。

対話型作品鑑賞では、スライドを用いて台所を撮った作品を鑑賞しました。

先生方は写真の中の哺乳瓶や醬油入れなど細かい部分もしっかり観察して、

「哺乳瓶があるので、赤ちゃんがいる家庭で育児が忙しく、台所を片付けたいけれど時間がないようだ」という発言や、ポットのデザインやまな板の厚さなどの特徴から、写真が撮られた時代が昭和だと気づいた人もいました。

フォトグラムでは、各自が持参したものを使って、六つ切りとキャビネサイズの作品を作りました。

初めて暗室に入り、現像を体験し、先生方には新鮮な体験だったようです。

最後は当館スタッフが先生方からのスクールプログラムについての質問に答えました。

 

中野区図工研究会(教員研修)

実施日:20181114日(水)

参加者:計14

 

当館オリジナルゲームを体験する

段ボールカメラを被ると、驚きの視界が開けます

スクールプログラム:港区立白金の丘小学校(2018年10月2日、4日)

港区立白金の丘小学校の5年生の子供たち100名がクラスごとに2日にかけて来館し、

コマ撮りアニメーション制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ 夢のかけら」展の鑑賞を行いました。

白金の丘小学校は毎年、学校からここまで電車やバスを使わずに歩いてやってきてくれます。

コマ撮りアニメーション制作では、自分たちの手や顔など自分の体を画面の中に取り込んだり、ハサミをモチーフにして「鬼ごっこ」のアニメーションを作ったり、ビー玉を並べて蛇のように動かしたりと、それぞれ工夫を凝らした作品をむなどして、楽しみながら制作しました。

鑑賞では、渋谷のスクランブル交差点をとらえた写真作品を鑑賞したとき、これは実際のものを撮ったのか、ジオラマを撮ったものなのかという二つに考えが分かれました。

ジオラマを撮ったと思った人は木の緑色が鮮やかすぎるので作り物みたい、人や車などの質感が本物ではないみたいと言ってくれました。また、実際の風景を撮ったと思った人は、歩いている人の足元に影があるという意見や、いつもテレビの中継で見ている渋谷の交差点と同じだからと言う人もいました。

ほかにも、この作品はインスタ映えするという意見や、写真が上手な人は全体にピントを合わせて撮るものだと思っていたという意見など、いろいろな視点からの意見があがり、時間はあっという間に過ぎました。

 

スクールプログラム

港区立白金の丘小学校

実施日:2018年10月2日(火)4日(木)

参加者:5年生 計100名

 

自分の手をアニメーションモチーフのひとつに

 

本城直季の作品を鑑賞する

平成30年度 新規ボランティア研修会(2018年9月30日)

当館で平成30年度の後半から新しくボランティアとして活動することになったスタッフに対する研修会の第2回目を実施しました。

今回の研修内容は、ボランティアとして活動する際のルールや注意事項などのガイダンスと、対話型作品鑑賞プログラムの体験です。

対話型作品鑑賞プログラムでは、実際に体験してもらうだけでなく、このプログラムが子供の成長にどのような関連があるのかや、どんな力を伸ばすことに役立つのかを詳しく説明し、スクールプログラムの仕組みや意義、さらにボランティア活動への理解を深めてもらいました。

 

平成30年度新規ボランティア研修会

実施日:2018930日(日)

参加者:計14

 

 教育普及担当学芸員よりオリジナルゲームの意義を説明する

 

ボランティアとして活動する際の注意事項についてのレクチャー

平成30年度 新規ボランティア研修会(2018年9月15日・18日)

当館で平成30年度の後半から新しくボランティアとして活動することになったスタッフに対する研修会が行われ、新規ボランティア14名が参加しました。

研修内容は驚き盤、フォトグラム、コマ撮りアニメーション、モノクロ銀塩プリントなど、

当館でのパブリックプログラムとスクールプログラムの中の定番となっている制作プログラムを体験しながら、さらにボランティアとして活動する場合に注意する点についての講習を受けました。

暗室制作プログラムでは、機材準備、薬品準備や使用マナーなどを詳しく説明しました。

特に暗室に出入りする際に、外の光が暗室内に入らないようにするため、必ず遮光カーテンを開ける前に、カーテンの向こうにいる人声を掛けてきちんと確認してから出入りすることの注意を伝えました。

また、教育普及担当職員より参加者サポートに際しての注意事項の説明がありました。

例えば、子供たちをほめる言葉として「うまい」や「上手」は使わないようにすること、驚き盤を割り箸に画鋲で留めるときにケガをしないように気を付けること、コマ撮りアニメーションの制作はローテーションしやすいように立って行うようにすることなどです。

これらは細かいことなのですが、注意しなければ、プログラムをきちんと進行することができない場合があるのです。

今回の研修のサポートスタッフとして活動した先輩ボランティアの中で、一番ボランティア歴の長いスタッフは15年間活動しています。

そんなベテランの先輩方に導かれて、新規ボランティアの皆さんも安心して研修を受けることができたようです。

一日がかりで多彩なプログラムを体験する、忙しいスケジュールでしたが、たくさん学んで充実した一日となりました。

 

平成30年度新規ボランティア研修会

実施日:2018年9月15日(日)・18日(火)

参加者:計14

 

先輩ボランティアのフォローの元でコマ撮りアニメーションの制作を体験

 

暗室作業体験でスタッフがプリントアドバイス

学校と文化施設をつなぐティーチャーズプログラム2018(2018年8月22日)

東京都写真美術館を管理運営する公益財団法人東京都歴史文化財団では、毎年夏休み時期に、都内の学校の教職員の方に教育普及事業を紹介する「ティーチャーズプログラム」を施設ごとに開催しています。

8月22日には、当館にてプログラムを行いました。

プログラムには、都内小中高等学校の図工・美術の先生を中心に、計21名が参加しました。

内容は、美術館概要の説明とスクールプログラムの紹介、フォトグラム制作と、対話型作品鑑賞です。

フォトグラムでは、印画紙や引き伸ばし機などの暗室用品に触るのも、暗室に入るのも初めてという方もいらっしゃいました。そして現像液の中に浸した印画紙から現れた画像を見て、先生方は驚いたり喜んだりしながらも、子供たちが体験したらどう反応するのかについて考えていました。

また、当館オリジナルゲームでは、このゲームによるアイスブレイク効果などを実際に体験しながら、子供たちの思考力や発言力を促す方法について考えました。

スクールプログラムは、美術館の資源を活用することによってこそ実現できる、子供たちに贈る芸術体験です。学校が美術館と連携することによって、子供たちにどのような芸術体験の機会をもたらすことができるか、「生きる力」を育てるために当館のプログラムはどのような効果があるのかについて、美術館と先生方とが、ともに考える時間となりました。

 

学校と文化施設をつなぐ ティーチャーズプログラム2018

実施日:2018822日(水)

参加者:都内小中高 学校教員 21

 

会場全景

 

対話型鑑賞の様子

イントゥ・ザ・ピクチャーズ展関連「じっくり見たり、つくったりしよう!」(2018年7月28日、29日)

作品の鑑賞と作品制作体験がセットになった親子向けプログラム「じっくり見たり、つくったりしよう!」。

今回は、「TOPコレクション イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展にあわせて開催しました。

先ずは当館オリジナルの「色と形と言葉のゲーム」でアイスブレイクをしました。

選んだカードはみんなそれぞれ異なりました。

特に子供たちと大人では考えが大きく違っていて、話はとても盛り上がりました。

ゲームの後はいよいよ展示室へ。

参加者は子供チームと大人チームに分かれ、「TOPコレクション イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

大人チームは家族五人が並んで座っている作品を鑑賞し、人物の服装や部屋の内装、家電などから、写真を撮った年代を推測しました。子供チームはエスカレーターに乗った人々の作品を見て、エスカレーターで座ることは良いことではないので、その人に「危ないよ」と教えてあげたいのだと言ってくれました。

作品制作では、「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」にちなんで、動物のシルエットとデジタルネガを使って風景の中に自分の分身が入り込んだ写真を作りました。

それぞれが気に入ったネガと動物シルエットを選んで、親子がペアになって、暗室で作品を作りました。

野球が大好きなお父さんは、野球場の写真のホームベースのところに象のシルエットを置いて、

鉄壁の守備の様子を表現していて、好評でした。

作品を見て楽しくて話をしたり、初めて入った暗室で作品を作ったり、皆さんとても楽しい時間を過ごしました。

 

イントゥ・ザ・ピクチャーズ展関連「じっくり見たり、つくったりしよう!」

日 時:2018年7月28日(土)・29日(日) 10:30〜12:30

参加者:小学生とその保護者 計15組(30名)

 

 

左:好きな動物シルエットを選びます

右:出来上がったプリントを鑑賞します。