イントゥ・ザ・ピクチャーズ展関連「じっくり見たり、つくったりしよう!」(2018年7月28日、29日)

作品の鑑賞と作品制作体験がセットになった親子向けプログラム「じっくり見たり、つくったりしよう!」。

今回は、「TOPコレクション イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展にあわせて開催しました。

先ずは当館オリジナルの「色と形と言葉のゲーム」でアイスブレイクをしました。

選んだカードはみんなそれぞれ異なりました。

特に子供たちと大人では考えが大きく違っていて、話はとても盛り上がりました。

ゲームの後はいよいよ展示室へ。

参加者は子供チームと大人チームに分かれ、「TOPコレクション イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

大人チームは家族五人が並んで座っている作品を鑑賞し、人物の服装や部屋の内装、家電などから、写真を撮った年代を推測しました。子供チームはエスカレーターに乗った人々の作品を見て、エスカレーターで座ることは良いことではないので、その人に「危ないよ」と教えてあげたいのだと言ってくれました。

作品制作では、「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」にちなんで、動物のシルエットとデジタルネガを使って風景の中に自分の分身が入り込んだ写真を作りました。

それぞれが気に入ったネガと動物シルエットを選んで、親子がペアになって、暗室で作品を作りました。

野球が大好きなお父さんは、野球場の写真のホームベースのところに象のシルエットを置いて、

鉄壁の守備の様子を表現していて、好評でした。

作品を見て楽しくて話をしたり、初めて入った暗室で作品を作ったり、皆さんとても楽しい時間を過ごしました。

 

イントゥ・ザ・ピクチャーズ展関連「じっくり見たり、つくったりしよう!」

日 時:2018年7月28日(土)・29日(日) 10:30〜12:30

参加者:小学生とその保護者 計15組(30名)

 

 

左:好きな動物シルエットを選びます

右:出来上がったプリントを鑑賞します。

 

 

スクールプログラム:狛江市立狛江第四中学校(2018年7月25日)

狛江市立狛江第四中学校の美術部の皆さんが来館し、フォトグラム制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

フォトグラムでは、各自が持参した素材や、当館にある様々な素材を並べて、二枚の作品を作りました。おはじきやビー玉を透明なコップに入れて印画紙の上に置き、諧調変化が豊かな作品ができました。初めて入った暗室で、暗いセーフライトの下、現像液に浸した印画紙に画像が浮かびあがると、生徒の皆さんはとても楽しそうでした。

また、当館オリジナルのゲームでは、「あつい」という言葉にぴったりだと思うかたちを選ぶと一つのグループの三人が同じカードを選んでいました。鑑賞では、皆さんの観察力がとても鋭く、木村伊兵衛の《浅草・花屋敷》を見たチームは、人物の服装や看板などを細かく観察していました。

猛暑の季節ですが、美術館で新たな体験をして、楽しい思い出ができました。

 

スクールプログラム

狛江市立狛江第四中学校

実施日:2018725日(水)

参加者:美術部 計13名

 

左: おはじきやビー玉をガラスコップに入れて作品を作る

右: 木村伊兵衛の作品を鑑賞する

スクールプログラム:品川区立浅間台小学校(2018年7月4日)

浅間台小学校の5年生と6年生の子供たちが来館してくれました。

学年ごとに分かれてコマ撮りアニメーション制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。コマ撮りアニメーションでは、子供たちが4つのグループに分かれて、グループ内で順番に撮影役とモチーフ役を担当します。当館が用意しておいた様々な素材を、発想力を生かして工夫をこらして並べて、四秒程度のアニメーションを作りました。

中でも、特に6年生のグループは、ハサミたちのバトルシーンを含んだ「くずれる」をテーマにした作品を作り、好評でした。また、鑑賞では、当館オリジナルのゲームでウォーミングアップをした後、いよいよ展示室へ。

みんなで気づいたことなどを話し合いました。

エスカレーターを撮した作品では、画面の中をすみずみまで観察し、そのエスカレーターの進行方法がいったいどちらなのか、対話はとても盛り上がって、いろいろと想像をふくらませました。

 

スクールプログラム

品川区立浅間台小学校

実施日:2018年7月4日(水)

参加者:5年生23名 6年生32名 計55名

 

左:コマ撮りアニメーションの作り方の説明

右:子供たちが抽選したキーワードによりコマ撮りアニメーションを作る

 

左:当館オリジナルゲームでウォーミングアップ

右: 「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞

 

左:スタッフが子供たちと一緒に作品を鑑賞。

右: 子供たちが作品を鑑賞しながら見つけたことや思ったことを発表。

 

スタッフが子供たちと一緒に作品を鑑賞。

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 春期(2018年6月3日・24日)

TOPコレクションに関連して開催している「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」。

今回は「イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展に合わせて開催しました。

赤ちゃんを連れた方や手話で話す方など、さまざまな背景をもつ方々と一緒に展示室をめぐりました。

今年のコレクション展は、「たのしむ、まなぶ」をテーマとしており、来館者同士の対話を重視していて、このプログラムもコミュニケーションが一つの大きな特徴です。

美術館では静かにしなくてはいけないというこれまでのイメージから飛び出して、お互いが交流し、対話して展覧会を楽しもうというものです。

自分の理解で作品を述べることも、他の人の話から作品を想像することも、言葉で作品を伝えることは難しそうですが、皆さんの自由な発想で楽しい見方がいっぱい出てきました。参加者全員でコミュニケーションをとりながら鑑賞することによって、様々な深まりがみられました。

 

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 春期」

スタッフ:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

実施日:2018年6月3日、24日(日)

参加者:計13名

 

 

 

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」(2018年6月16日、23日開催)

暗室でのモノクロ写真現像を体験する「モノクロ銀塩プリントワークショップ」を開催しました。

このワークショップは18年ほど前から続いている定番のプログラムです。以前は参加者の皆さんにモノクロネガフィルムを持参していただいていましたが、昨今ではモノクロあるいはカラーネガフィルム、デジタル画像での参加というふうに多様化しています。

デジタルカメラやスマートフォンで最近撮った写真を焼く方、昔撮った古いネガを新たにプリントする方、スタイルは様々ですが、現像液に浸した時に、画像が浮かび上がってくる面白さ、ワクワク感はみんな共通。初めての方も久しぶりの方も暗室体験を満喫していただきました。そして「焼きこみ」などレベルが高そうな技術に挑戦した方も凄く達成感を持ったようです。

 

「モノクロ銀塩プリントワークショップ」

実施日:2018年6月16日(土)、6月23日(土)

参加者:全4コース 計36名

 

 

段階露光の説明。

 

スタッフが、参加者が理想とするプリントになるようにアドバイス。

 

ふりかえり。

スクールプログラム:港区立御田小学校(2018年6月1日)

御田小学校の4年生の子供たちが来館してくれました。開館からお昼をはさみ、午後までの約4時間ゆっくり滞在してくれるため、お弁当を持っての来館です。

クラスごとにフォトグラム制作と、「TOPコレクション たのしむ、まなぶ イントゥ・ザ・ピクチャーズ」展の鑑賞を行いました。

フォトグラムでは、各々が持ってきたさまざまな身の回りにある素材を、工夫をこらして並べて、暗室での本格的な写真の現像を体験しました。また、鑑賞では、当館オリジナルのゲームでウォーミングアップをした後、いよいよ展示室へ。みんなで気づいたことなどを話し合いました。クリスマスツリーのある部屋を写した作品では、展示作品をすみずみまで観察し、一体どんな人が暮らしているのか、家族構成はどんな感じなのかなど、いろいろと想像をふくらませました。

 

スクールプログラム

港区立御田小学校

実施日:2018年6月1日(金)

参加者:4年生 計63

 

 

 

 

 

 

スクールプログラム:練馬区立旭丘中学校(2017年10月5日)

普段は美術館内での活動が主ですが、時には「出張授業」として、美術館スタッフがそれぞれの学校へ訪問することがあります。

今回は練馬区立旭丘中学校に訪問し、特別支援学級の1〜3年生と一緒に青写真のプログラムを行いました。

青写真は太陽の光で印画紙を感光させるため、お天気によって作品の出来がかなり変わってしまいます。

10月は夏に比べて日光も弱まり、また不安定なお天気の日が多いのでやや心配でしたが、当日はすっきり晴れてひと安心でした。

まずは、さまざまな素材を用いて印画紙の上にレイアウト。

毛糸やリボン、羽根、クリップといった身の回りにある素材を、思い思いの場所に工夫しながら配置していきます。

その後は、普段立ち入ることのないという屋上に出て、青空の下で露光作業。

印画紙の色が少しずつ変わっていく様子に、じっくり見入る生徒も見受けられました。

露光が完了したら、印画紙を水洗、オキシドールで漂白です。

鮮やかな青色が現れると、歓声が上がりました。

最後には、出来上がった作品を前に、みんなのこだわりポイントを発表。

それぞれの思いの詰まった作品が完成しました。

出張授業は、美術館だけではなく学校側の事前の準備も多く、先生も大変ではありますが、学校と美術館が連携して素敵な授業になりました。

 

スクールプログラム

練馬区立旭丘中学校(出張授業)

実施日:2017年10月5日(木)

参加者:特別支援学級 計14名

 


印画紙に材料を並べます

 


屋上で日光にあてて露光します

 

 

 


水洗し、オキシドールに浸すと、深みのあるブルーに変化。

個性溢れる作品ができあがりました。

 

 

 

8ミリ自家現像ワークショップ(2017年9月23日〜24日)

9月23日(土)、24日(日)の2日間をかけて、

「エクスパンデッド・シネマ再考」展の関連プログラム、「8ミリ自家現像ワークショップ」を開催しました。

このワークショップでは、8ミリフィルムで参加者が映像を撮影し、自分で現像、編集をおこない、映写できるまでを体験するワークショップです。

たくさんの申込みのなかから幸運にも参加が実現したのは、どなたも映像制作に関心が高く、わざわざこのために四国からいらした方や、たまたま海外からの一時帰国中の方まで、全国、様々な場所から集まった方々です。

講師は石川亮さんと郷田真理子さんのお二人。

講師によるレクチャーのあと、思い思いの映像を撮影。

1枚1枚絵を描いてコマ撮りしたり、別の参加者に出演してもらって撮影したりと、それぞれの個性が際立ちます。

2日目、いよいよ現像です。

ダークバッグのなかで手探りにフィルムを取り出して現像タンクに入れ、様々な薬品をタンクに入れて現像し、その後フィルムに光を当てて露光し、再び現像します。

編集作業では、使用したい部分をカットして繋げ、さらに、フィルムに傷をつけたり着色して効果を出す人も。

上映展示は一般公開し、当日展覧会を見るために来館したお客様にも楽しんでいただきました。

朝から夜まで盛りだくさんで、参加者の皆さんにとって初めての作業ばかりのワークショップでしたが、全員が無事に上映することができました。

 

「『エクスパンデッド・シネマ再考』展関連 8ミリ自家現像ワークショップ」

講 師:石川亮(東京国立近代美術館フィルムセンター技術員、映像作家)
    郷田真理子(フィルム技術者、株式会社IMAGICAウエスト)

日 時:2017年9月23日(土・祝)〜24日(日) 10:15〜19:00

参加者:一般大人 9名

 


講師の石川亮氏と郷田真理子氏

 


撮影中。

 


ダークバッグの中でフィルムを出します。

 


1回目の現像後、フィルムに光を当てて第2露光。

 


現像中の様子。

 


8ミリフィルムに映像が映っているのが確認できます。

 


編集作業。カットして貼り合わせます。

 


完成作の上映展示。

 

視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 夏期(2017年9月3日)

TOPコレクションに関連して開催している「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」。

9月3日に「コミュニケーションと孤独」展に合わせて、夏期の回が開催されました。

今回は、春期展の時よりも大人数での開催となり、

アイメイトを連れた方や手話を話す方などさまざまな背景をもつ方々と、

そして介助者の方や手話通訳の方々も、一緒に展示室をめぐりました。

今回の展覧会は、コミュニケーションをテーマとしていますが、

このプログラムもコミュニケーションが一つの大きな特徴です。

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ」のスタッフの

見えない人の木下さんと見える人の鄭(てい)さんがナビゲーターのAチームと

見えない人の中川さんと見える人の林さんがナビゲートするBチームに分かれて、

チームの人々でコミュニケーションをとりながら鑑賞することによって、様々な深まりがみられました。

 

「視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ 夏期」

スタッフ:視覚障害者とつくる美術鑑賞ワークショップ

実施日:2017年9月3日(日)

参加者:計11名

 

 

 

 


 

 

撮影:中島佑輔
撮影:中島佑輔

 

撮影:中島佑輔
撮影:中島佑輔

 

 

 

 

 

じっくり見たり、つくったりしよう! 夏期 2017年8月19日、20日

作品の鑑賞と作品づくりがセットになったプログラム「じっくり見たり、つくったりしよう!」。

今回は、「TOPコレクション コミュニケーションと孤独ー平成をスクロールする 夏期」展にあわせて開催しました。

当日、プログラム開始前にまずは親子で記念撮影。

プログラムが始まると、まずは「色とかたちと言葉のゲーム」で大人も子供も自由に思ったことを話し合いました。

その後、3Fの展示室に移動し、作品を鑑賞。

19日は大人も子供もみんな同じグループで鑑賞し、20日は大人のチームと子供のチームに分かれて鑑賞しました。

一見同じように見える北島敬三の作品の前で、違いを探したり、なぜこのような写真を撮影したのかを考えたり、津田隆志の50枚の写真から、一番気になる1点をさがしたり、思ったことを話しながらじっくり作品を鑑賞しました。

スタジオに戻って、作品づくりでは、親子の記念写真でモノクロ銀塩プリントを体験しました。

参加者が展示室にいる間に、当館スタッフが、親子で記念撮影した画像データからデジタルネガをつくっておきました。

それを使って、親子で力を合わせて暗室での現像作業をおこないました。

まずは段階露光をおこなって適正な秒数を決め、いよいよ本番です。

自分の写った写真となると、みんな知らず知らずに力がこもった様子でした。

次回は、「TOPコレクション シンクロニシティ」展に合わせて、10月と11月に開催します。

詳しくはこちら

http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-2776.html

 

*   *   *

「じっくり見たり、つくったりしよう! 夏期」

日 時:2017年8月19日(土)、20日(日) 10:30〜13:00

参加者:小学生とその保護者10組

 

親子で写真撮影。
 

年齢に関係なく楽しめるゲーム。
 

親子で鑑賞。
 

子供だけで鑑賞。
 

初めて見るデジタルネガ。
 

初めて入る暗室での初めての現像体験。
 

写真が完成!